最近はめったにしないパパ講座を平塚の公民館で行いました。市内南部にある複数の公民館による合同企画です。
3年前に「パパ向け講座の講師を引退します」と宣言しました。私の娘が二人とも小学生になり、子育てのお世話の段階が終わった自覚がありました。引退宣言をしたのは、講座に参加する乳幼児のパパたちと同じ目線に立って話すのが難しくなったと感じた為です。
以来、イクメンをテーマにした子育て講座のオファーが私宛にあると、次世代のパパ講師に出番を譲るようにしています。ただ、断れない筋からの依頼や依頼主に恩義を感じるときは引き受けています。
平塚市ではイクボス研修を数年来行っており、昨年度はパパスクールも開催してくださいました。恩義があってのお引き受けです。
私の行う子育て講座はいつも賑やかな雰囲気になります。今回も会場のホールを子どもたちが遊び回り、そこかしこでパパやママたちが談笑していて、とても好い雰囲気でした。
進め方としては、最初に私が自己紹介をした後、全員で一言ずつ自己紹介。父親の育児についてミニレクチャーをした後、小グループになって話し合いをしてもらいました。
後半はバルーンアートと絵本。バルーンで剣と犬を皆で一緒に作りました。
絵本は、パパならではの絵本として『おかあさんのパンツ』『わゴムはどのくらいのびるのかしら?』『うんちっち』を読みました。講座が終わった後も1歳児からせがまれて『きんぎょがにげた』を何回もやりました。
参加者のパパたちにも、絵本読み聞かせにトライしていただきました。皆さん絵本を読むのに慣れていて、とても上手でした。公民館からも沢山の絵本を用意いただきました。
最後に、大人向けの絵本を私が読みました。長野ヒデ子さんの名作『おとうさんがおとうさんになった日』。会場がしっとりした雰囲気になり、よい感じの余韻を残して終えることができました。
おとうさんが おとうさんになった日って、 いつものけしきが かがやいてみえるんだ。
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