日本郵船イクパパセミナー

企業内セミナーでパパセミナーを行いました。お子さんがいる男性社員のみ対象。希望制で募ると30名近くになりました。

事務局から「パパ友をつくってほしい」とリクエストがあり、90分セミナーで8回のグループ話し合いを盛り込みました。

参加者のニーズとしっかり合致した内容でした。話し合いではスイッチが入り、皆さんの話しが止まりません。

実は、このランチセッションは今年で5回目です。今回が一番盛り上がった気がします。

毎年少しずつ内容を変えて行っています。今回は申込者から事前アンケートをとり、それを踏まえた内容で組み立てました。

そのなか「妻の心理を知りたい」という声がありました。そこで「妻の心理は経営者の孤独感と似ている」という話しをしました。

子育てという命がけのプロジェクトに係る決断を、自分ひとりの責任で行わなければならない。プレッシャーの大きさに押し潰されそうになっているのが、育児中のママの心理です。

「妻が不機嫌なときに、どう向き合うべきか」という質問もありました。その質問者のお子さんが生後3ヶ月と確認したうえで、

「産前産後に妻が不機嫌になるのはホルモンのせいだから、向き合わずにやり過ごすのがいい」とアドバイスしました。

今回のセミナーは、疾走感がありました。家庭や職場で実践される手応えも感じられて、とても充実しました。こういうセミナーはもっとやりたい。

ご参考に、スライドを添付します。

一般のパパ向け子育て講座について、今年もやりましたが、講師のオファーがあっても基本的に私は受けないつもりでいます。

私のなかに乳幼児子育てのリアル感が失われているのもありますし、十年前の古い考え方を押し付けてしまう懸念があります。

現役子育て中のパパ講師で、腕がたつ友人が何人もいます。いつでもご紹介します。

けれど、今回のような企業内パパ講座は引き続き、受けます。

企業内セミナーで伝えるべき内容は子育てハウツーに限らず、働き方になります。私がいつも伝えている、ワーク「ワイフ」バランス最重視!のメッセージはぜひ押さえたいところ。

セミナーを行ったのは丸の内に本社がある企業です。

子育てYUSEN !

は去年すべったので今年は出しませんでした。