ママの「働きたい」をパパと叶えるフォーラム in 逗子
ママの「働きたい」をパパと叶えるフォーラム in 逗子
逗子でママ・パパフォーラムを行いました。充実のセッションでした。気づきと共感のある講演に、参加者同士の中身の濃い対話で、みなさん大満足の二時間半。以前、ファザーリング・ジャパン九州のWEBサイトで開催レポートを読んで「これ、いつか逗子でやりたい!」と思ったのですが、念願かないました。

- 日時:2014年1月25日(土)14:00-16:30
- 会場:逗子市市民交流センター会議室
- 参加者:12名(パパ5名、ママ7名)
- 講師:高祖常子さん
- ゲスト:小崎恭弘さん
- 司会:あづまこうじ
- 主催:逗子市教育委員会
- 共催:逗子まちなかアカデミー市民の会
- 協力:ロコママネットワークス、逗子イクメンズ倶楽部、FJマザーリング・プロジェクト
逗子市の家庭教育講座の位置づけで、11月に集客を始めました。案内チラシを二千枚配布し、WEBで告知拡散したものの申込みは少なめで、盛り上がるかどうか若干懸念しました。
当日を迎えると関西から大物ゲストが乱入、もとい駆けつけてくれました。NHK「すくすく子育て」でお馴染みの小崎恭弘さん(ファザーリング・ジャパン副代表)がお越しくださり、場を盛り上げてくれました。
第一部は高祖常子さんの講演。育児情報誌『miku』の編集長であり、児童虐待防止のオレンジリボンや児童養護施設の子どもたち支援のNPOで理事を務めるマルチタレントなスーパーレディ。今回はFJマザーリングプロジェクト・リーダーとしてお招きいたしました。
講演では、マザーリングプロジェクトを始めた経緯やロールモデルカフェの様子、ママたちの本音や不安が語られ、聴衆はうなづくことしきりの伝わる内容でした。又、他の講演会ではあまり語られない高祖さんご自身の体験談や、本邦初公開のプライベート写真も飛び出しました。サービス精神旺盛のご講演に感謝です。
下のスライド最終ページの「パパも一緒に生きていく同士=パートナーとしてママを見てください」の声に、響いたパパ・ママが多かったと思います。
続いて、'逗子のレジェンド’(自称)桑原泰恵さんから、逗子のママ子育て事情についてお話しいただきました。主宰されているWEBサイト『海山時間』のご紹介や、20年かけてママたちを支援して感じたことなどお話しいただき、「やっていることは全て、子どもたちの未来につながる!」と力強いメッセージが若きママたちに贈られました。
小休止をはさみ、後半はグループに分かれての話し合い。三つのグループ、パパチーム(イクメンスクール受講生が3名)、先輩ママの話しを聞きたいチーム(議長:桑原さん)、保育園や両立の工夫を聞きたいチーム(議長:小崎さん)に分かれ、それぞれ思うところを語り合いました。それぞれのグループで力のこもった語り、共感する声やアドバイス、ときに笑い声が起こり、心ゆくまで対話を楽しまれていました。
40分間程度話し合った後、感想を全員で共有。「モヤモヤしていた気持ちがスッキリしました!」といった声が多くあがり、開始前と後でママたちの表情が和らいでいた姿が印象的でした。私自身はときどきパパチームに加わりましたが、「キーワードは“勇気”」の言葉に深く納得したのでした。以下、それぞれの声を箇条書きします。
(パパチーム)
- 妻へのサポートは押しつけや、上から目線はダメ
- 「・・してあげてる」のスタンスがよくない
- 自己満足はいけない
- 妻のちょっとした一言を聞き逃さず、覚えておいて実行する
- 気遣いが行き過ぎて気苦労になることも
- どこの家庭でも起こっていることは共通している
- 子育て、という仕事が大変であることをよく理解する
- イクメンスクールで、妻は「手伝ってあげる」に腹が立つと学んだ
- 妻が働けることで選択肢が増える
- キーワードは「勇気」
- (別グループの)妻の笑い声が聞けてうれしかった
(先輩ママの話しを聞きたいチーム)
- ママたちは子育てが大変な中でも大きな夢をもち、どう実現するか悩んでいる
- その夢や悩みを夫婦で話し合えたら実現できるのかな
- 勢い、が大事になることも
- どうしてもこれをやりたい!と自分を突き動かすものがあるときは行動に移せている
- 自分の生活や人生の理想像と、現実のギャップ
- 先が見えないと自分のペースで決められない
- 人生いつも迷っている
- 一人の女性の人生として、将来どうなりたいのかが大事と思っている
- 子育てのミッションを夫婦でやる、子どもがいなくなった後の自分と夫婦の最善の道を
- 愛社精神も出世欲もある。バリバリ働きたいのだけど、育児もしたい
- いまはそういう時期なのだと諦めも・・できることをやっていこう
(保育園や両立の工夫を聞きたいチーム)
- みなさんの話しを聞いて安心した
- 大変な子育ても、ずっと続くわけではない
- みな同じ経験をしているんだと分かって、安心した
- 保育園の有益な情報を得られた
- 息子が「保育園いかない!」となったときにイライラしてしまい、反省する日々
- 三種三様(専業主婦/保育園/育休中)のママが集まって話しができた。多様な選択肢が社会にあるといいと思った
⇒こちらのチームは小崎さんのレクチャーがたっぷり聴けて超ラッキーでした!
最後は『新しいパパの教科書』のムービーを流した後、私から井岡パパの話し(⇒ブログご参照)をして、私たちがファザーリング活動をあきらめない理由をお伝えしました。
まとめでは、小崎さんと高祖さんが上手くしめくくっていただきました。「いざ鎌倉!」のついでに寄ってくださった小崎さん、ありがとうございます。
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