東京都北区パパスクール8期まとめの会で講師出番。FJ理事の高祖常子さんとデュオの登壇です。
私が冒頭15分ほどミニレクチャーをしました。
時間が押していたため早口になり、親父ギャグは不発。
後半は、パパ・ママ別に分かれて話し合いをしました。
パパ達は小グループに分かれ、ワールドカフェ的に三つの問いで話し合いました。
①普段、子育てや家事をどんな風にやっていますか
②子育てや地域の情報で知りたいこと
③地元(北区)の子育てでやってみたいこと、興味のあること
三つ目の問いは「考えたことなかったな・・」と戸惑っていた様子がありましたが、地域の子育てを考えるきっかけになればと思い、あえてハードルの高いテーマを出したのでした。
ママ達は、高祖さん仕切りで輪になって話し合いしました。有益な情報交換ができた様子です。
最後は認定証授与式と写真撮影会。子どもたちが走り回るカオスな雰囲気が素敵です。
北区のパパスクールは去年まで「イクメン講座」の名称で、今回から「パパスクール」と改題しました。今日のレクチャーでも「”イクメン”なんて言われなくても当たり前に父親が育児する社会に」と伝えしました。
ご参考にスライドをシェアしますね。
北区のパパスクールは、企画を立ち上げる段階で私が関わりました。1期と2期は私のコーディネートで行いました。王子の区役所を何度も訪ね、講座内容や展開方法をいろいろと相談しながら決めました。
そのとき作ったプログラム構成の完成度が高く、8期も同じ形で引き継がれているのが素晴らしい。
北区WEBサイト「みんなで育児応援プロジェクト」をみると、「講演会・講座・まとめの会のスリー・ステップの構成となっています」と表記がありました。
「スリーステップ」が、北区イクメン講座のコンセプトです。ただ、構成の流れのことではなくて、パパの育児の段階を表した下の図が当初のコンセプトでした。
NHKあさイチ2013年4月17日放送より画像転載
小崎師匠(ファザーリング・ジャパン顧問、大阪教育大学准教授)が、ワークライフバランスフェスタ東京の講演会でこのスリーステップの話しをされて、それを聞いた北区の課長がいたく気に入ってイクメン講座に取り入れたのでした。
今日の講座は、パパ・ママ別に分かれていたのを再集合してもらった後、私から最後に一言述べました。
北区のパパは
早く帰宅しよう
所属は「キタク部」
イクメン講座の1期と2期は、このラストメッセージで締めくくったのでした。
伝統復活。しかし、思いっきり滑りました。
北区のパパスクールに北風が吹き荒れました。