公務員の仕事が感謝されない理由

自治体職員研修では「夢」と「感謝」の話しで締めくくることが多いです。

公務員は「向夢員」と書く。感謝の反対語は「あたりまえ」の話しです。

住民からすれば、公務員の仕事はやって当たり前。だから、公務員の仕事は感謝されない。

昔、新採用試験の面接では「この街に貢献したい!」「住民みなさんから『ありがとう』と言われる仕事がしたい!」と語ったはず。でも、実際に公務員の仕事が始まってみると、 感謝されることはまずないし、逆に、やらないと怒られる。

そんな因果な職業に、みなさんは就いてしまいました。

かつては役所の仕事に抱いていたはずの夢も、 感謝されない仕事を続けているうちに、 はかないものとなってしまいました。

実は、「ありがとう」と言ってもらえる 仕事のやり方があるんです。それは、「あたりまえ」を一歩超えた仕事をすることです。 要は、相手から「ここまでやるか!」と 言ってもらえる仕事をする。

但し、毎日「ここまでやるか!」と気合いをいれるのは超過労働になるのでお勧めしません。

ここぞ!というときだけ、ちょっと踏ん張ってみる。 部署の枠を超え、役人の矩を超えて、やってみる。そんなお話しをして研修を終えました。

ちなみに、今回の研修は中堅職員を対象にした 「ファシリテーション能力養成講座」でした。


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