法務省「管理総論」

霞ヶ関1丁目1番地の赤レンガ建物にて講師出番。

法務省で職員向け連続講座の3コマを担当しています。今年になって三度目の登壇。来週も伺います。

職種や対象ごとに研修が行われていますが、私のテーマはいずれも「管理論」です。

今回は新任課長が対象。すなわち管理職になったばかりの方です。

「管理」のイメージはどうですか? という問いかけから始めました。

「管理」の言葉が与える印象は、あまり楽しいものではありません。型苦しくて、何かやらされるような。

それは「管理」のなかでも、「Control」にあたる「強制」の意味合いが楽しくないせいです。例えば「管理教育」とか、嫌な語感です。

そんなに楽しくないかもしれない「管理職」という仕事を、前向きに明るく元気に務めていただきたい。

そこで、「イクボス」をキーワードに様々な話題提供をしました。

一番お伝えしたかったメッセージは、

笑っているイクボスになろう!

笑っているイクボスになるためには、笑顔が大事。

本庁の研修で、笑顔の練習をする羽目になるとは、皆さんの想定外だったはず。

研修の最後は、公務員研修でいつもの決めセリフを放ちました。

笑っている「向夢員」になろう!

今回もみなさん、ドン引きでした。
この反応は想定内です。

霞ヶ関/中央官庁というと、「お役人」の言葉が連想されます。まして法務省は、なおさら堅い印象があるのかもしれません。

でも、私がお会いする法務省職員は、みなさん笑顔が素敵で、人あたりが柔らかく、人好きな印象がする良い方ばかりです。

やはり「どこで働くか、より、誰と働くか」だと思います。