連合・第14回「男女平等講座」(男性リーダー対象)

連合で、男性リーダー対象の男女平等講座を担当しました。構成組織・単組・地域連合会から60名の男性リーダーが集まり、丸一日間のプログラムです。

午前は藻谷浩介さんの講演「経済の視点から見る男女平等参画」。

午後のグループワークを私が担当しました。演題は次のとおり。

男女とも働きやすい職場づくりのために  
イクボスと心理的安全性確保でチームづくり

200分のセミナーで、様々な演習を行いました。

前半はレクチャーを交えつつ参加型のスタイルで進めました。
内容に興味のある方はスライドを付けましたので、ご参照ください。

後半は、いま私がイチオシの寸劇ワークショップを行いました。お題は

「心理的安全性が高く、誰もが(男性も女性も)いきいきと働いている職場」

受講者のみなさんに事前予告なく、「自作自演の寸劇をしていただきます!」と伝えると、みなさん「きょとん」とした表情をされました。

しかし、スイッチが入るのが思いのほか早くて、各グループで集中してシナリオを練り上げて、それぞれ熱演されていました。

寸劇の上演会は、笑いがあふれる場になりました。みなさん、本番に強かったです。

誰もが働きやすい職場で、描かれたシーンは様々でした。

商品開発のアイデア出し会議でダメボスとの対比されたチーム。定時ギリギリになって仕事が舞い込むが課員で調整してやり遂げたり、家族が怪我をしたと急報が入って他のメンバーがサポートを申し出た班。課長が個々のメンバーのプライベートに配慮しながら仕事の割り振りを考えた班もいくつかありました。

数ヶ月前には同じお題で、連合の女性リーダーを対象にした講座で寸劇ワークを行いました。→レポート「連合第22期女性リーダー養成講座in大阪。心理的安全性はあらゆる場面に効く。」

男性リーダーと女性リーダーを比較して、理想の職場として描かれたシナリオが男女でまるで異なったのが興味深かったです。

男性リーダーの寸劇で、仕事のシーンでは様々なアイデアが出ていた反面、ライフのバリエーションが乏しい。定時であがるとすぐ飲みにいく発想になってしまうのは、組合幹部が対象だったせいでしょうか。

女性リーダーの寸劇では、大半のチームが仕事と子育ての両立をテーマに選びました。男性リーダーの中にも両立の話題は出ていましたが、リアリティが今ひとつ。女性リーダーが演じたときのような、切迫感がありませんでした。

講座終了後のふりかえりで事務局の方々と男女の違いについて意見交換し、いろいろと考えさせられてしまいました。

今回感じたことを一言でいえば、「男性のライフ貧弱問題」

働き方改革を進めるには、男性の生き方改革が重要!

その思いを強くした次第です。


男女平等講座の様子が、連合のFacebookページでアップされました!

連合のホームページにもレポートが掲載されています。
https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/news_detail.php?id=1516 2019年06月04日第14回「男女平等講座」(男性リーダー対象)を開催~構成組織・単組、地方連合会の若手男性リーダー60名が参加~

2019年6月3日、連合本部において、第14回「男女平等講座」(男性リーダー対象)を開催しました。 本講座は、2019年度連合「男女平等月間」(6月)における男女平等参画キャンペーンの一環として企画したもので、当日は、構成組織・単組、地方連合会の若手男性リーダー60名が参加しました。 (中略)4.講演②:男女とも働きやすい職場づくりのために ~イクボスと心理的安全性確保でチームづくり~ <東浩司 株式会社ソラーレ代表/NPO法人ファザーリング・ジャパン理事> 〇いいリーダーではなく、ご機嫌なリーダーになること。上司や先輩がいきいきと輝いている姿を見て次世代は未来に明るい希望が湧く。 〇「イクボス」とは、職場の部下やスタッフのワーク・ライフ・バランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、”組織の業績も結果も出しつつ”、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のこと。 〇多くの企業でワーク・ライフ・バランスが広がらない理由はシンプルで、50代以上の管理職(主に男性)がワーク・ライフ・バランスで困っていないから。結果、困っているのは育児しながら働く女性。仕事と育児と家事の三重苦(+介護で四重苦)から女性を解き放つには、男性の「家庭進出」と上司がイクボスになることが必要。なお、講演を通じて、心理的安全性(時には自分の弱みも見せたり、仕事とプライベートを切り離し過ぎないで、プライベートの状況も共有したりすることで、チームがパワーを発揮できるようになる)の重要性について、全体で共有しました。 その上で、最後に、「心理的安全性が高く、誰もがいきいきと働いている職場」を題に、グループごとに寸劇を披露しました。

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