「心理的安全性」研修打ち合わせ

9月に行う企業内研修の打ち合わせをオンラインで行いました。テーマは「心理的安全性」です。

担当者の方は連合主催の男性リーダー講座で、私の心理的安全性セミナーを受講されていました。今回、研修のタイトル案を心理的安全性の高い職場のつくりかたと提示がありました。ゴールイメージが明確なタイトルで、即ちに同意しました。

打ち合わせを終えて、「心理的安全性」が一般的に使われる言葉になったことを改めて感じました。

私自身が「心理的安全性」の言葉を初めて知ったのは、2018年でした。ピョートル・グジバチさんの『世界最高のチーム』の本でGoogle社の取り組みを知り、心理的安全性の考え方は他社でも応用できると思いました。

その後、心理的安全性の概念を世に広めたエドモンドソン教授(ハーバードビジネススクール)や、エドガー・H・シャイン博士の著書を読み、自分なりに心理的安全性の考察を深めました。心理的安全性を専門に扱う良書は増えてきましたが、なかでも『恐れのない組織』は心理的安全性のバイブルで、幾度も読み返しました。

連合のセミナーで心理的安全性を初めて紹介したのは、2019年1月の女性リーダー養成講座でした。当時、心理的安全性は一般に通用する言葉ではなく、初めて聞いたという受講生が多かったです。
(→レポート「連合・第22期女性リーダー養成講座in東京」

講座で心理的安全性の解説をすると、見事にハマった感がありました。又、演習を行うなかでチーム内の心理的安全性が高まったと実感しました。組合活動と心理的安全性は親和性が高く、受講者と事務局の皆さんがとても喜んでいました。

当初は「組合活動を行うにあたって心理的安全性の考え方は使える」といった説明で、心理的安全性はサブ的な位置付けでした。それが今や、心理的安全性の言葉が一般的に広まって関心の高いテーマになり、メインディッシュの扱いになったわけです。

ただし、心理的安全性というと何やらとても良さげな印象ではありますが、心理的安全性だけでは十分ではない。心理的安全性でアットホームな仲良し職場を目指すのではなく、挑戦や責任といった仕事の基準も高くもつことが重要、といった点も押さえたいところです。

ともあれ、心理的安全性の考え方が広まることで、働きやすい職場が増えるのは間違いありません。心理的安全性のファンをもっと増やしたいところです。


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