前週の東京経済大学に引き続き、新保友恵先生にお声かけいただいてゲストスピーカーで登壇しました。

昨年も和光大学でオンライン講義をしましたが、対面の授業はリアクションがあって楽しい。グループの話し合いや動画視聴で、楽しい時間になったのではと思います。

ファザーリング・ジャパン多摩の代表、野崎さんが見学に来てくれました。

学生から感想が届きました。「主観コメント」「客観コメント」「講師へのメッセージ」の分類で、紹介許可があったコメントを掲載します。
主観コメント
- 父親の育児について多くのことを学んだ。その中で父親が育児をするメリットを子供、母親、父親それぞれの立場から考えた。子供の立場では興味や価値観が広がる、自己肯定感が上がるというもので、母親の立場では育児のストレスが軽減され子育てに前向きになることができるというもので、父親の立場では人生が豊かになる、親として成長できるというものだった。
- ファザーリングジャパン(FJ)で活躍されている方に実際に来てもらい「自分らしくいきいきと働く」をテーマに話していただいた。他にも「笑っている父親がいれば子どもも笑い地域も笑う。イクメンではなくイキメンだ」という話も聞けた。2.3回程度グループで意見を話し合いイクメンはなぜ褒められがちなのかなど様々な問題を話し合った。
- 無理やりプラス思考にするのではなく、楽しかったことや嬉しかったことを話してみる。イクメンという言葉を死語にしたい。望みは10回言えば「叶」になるが、11回目を言ってしまうと「吐」になってしまう。
- 今回の東さんのお話をきいて、イクメンという言葉を普及させていつかはイクメンということすらおかしく、男性の育児が当たり前の時代になればいいなと思いました。イクメンを当たり前になるまで普及したら、今度は違う新たな問題が壁として私たち世代で起きると思うのでそこは頑張って行きたいと思えるお話でした。お話聞けてよかったです。
- 良い親ではなく笑っている親になることで、子どもの成長だけでなく子育てを通じた自分の成長も感じられるようになる取り組みを紹介していただいた。「イクメン」という言葉は一見男性の積極的な育児参加を賞賛しているように見えるが、女性が当たり前に行っていることを男性が少ししただけで取り上げられる異様な構造が明らかになっている。男性が育児をすることで家族全員に、果ては社会にメリットがある。会社が育児休業を進めることで社員の満足度や仕事を一人で抱え込むことを回避することなどができる。男性が育児に参加することが当たり前になった時はイクメンという言葉が使われることはなくなるだろう。
- 父親の育児に対する考え方や、昨今の父親側の考え方の変化を話を聞く中で、イクメンという言葉に対する考え方や自分が父親になった時のことを考えて、自分もこんな考え方が出来たらなと思った。
- プラス思考でいる事が大切である。しかし、プラス思考になろうと考えてはいけない。それを考える時点で、現状をマイナスと捉えてしまうため。
- 父親が育児するメリットは、子どもの自己肯定感が上がったり、母に余裕が生まれネガティブが減ったり、父の視野が拡がったりする。
- 男は働いて家計を支えるべきだという大黒柱バイアスに日本の男性の多くがかかっている。
- 本日はゲスト講師の方に来ていただき、「お父さん」について考える機会になったが、少し個人的に思ったのは結婚して子供が産まれるまでは「自分の時間が奪われる」とか「金銭面での不安」というのはどうしても頭によぎるし心配になる事象だがいざ愛息・愛娘が産まれると子供が一番になるんだなと、愛くるしくなるものなんだなというのは思いました。
- 「パパの学校」というのはやはり斬新でテレビなどが取材に来るのがその理由。意欲的な男性が増えていくのかなと思う。
- 今回の講義では、実際に育児に参加している東浩司さんのプレゼンがありました。そのプレゼンによって男性が育児に参加することの重要性を学びました。
- 今回の講義を経て最初は変な思想を植え付ける何かかと思ってましたが、外部講師の方の後輩の言葉を聞いて自分も将来、親になる日がくる、もしくは上司や部下で親になる人もいるからという言葉を聞いてそこでパパツイッチではないですが、少し責任感が出ました。
- 今回の講義はファザーリングジャパンの活動とその意図そして描く未来について学びました。私はその中でも特に心に残っている言葉が『いずれこのファザーリングジャパンが無くなれば良い』とおっしゃっていてとても感銘を受けました。それくらい当たり前に父親の育児が普及してくれれば母親の鬱憤も減りとても円満な家庭が増え、子供たちの世代にもそれが受け継がれていけば良いと考えました。
- 本日の授業ではイクメンという言葉が流行するまでは父親が育児に専念する家庭が少なく、父親が育児に参加することの大切さを学んだ。
- 男性の育児の在り方について、イクメンが誕生するまでの流れが大まかに理解する事が出来ました。また東さんが行った数々の取り組みは、お父さんの在り方を変えて行ったと思いました。
- 本日の授業では、父親が安心して育休を取れるようにするためにはどうするべきかについて特別講師を呼んでお話を聞きました。世間一般的には、母親が育休を取るのが当たり前になっています。しかし、それでは母親だけが負担になるので、それを改善するためにはどうしていけばよいか話し合いました。
- イクメンのブームを日本に巻き起こし、子育てがしやすい明るい社会にしていけるように父親学校を始めた。お父さんは育児では何をすればいいのかわからないことが多く、時にはお母さんから育児への介入を防がれてしまう。父親学校では育児の具体的なやり方の他にもお母さんの産後ケアも教えている。
客観コメント
- 今回の講義の内容は育児に対する考えが大きく変わるものでした。まず、イクメンを広めるのではなく、イクメンを死語にしてイクメンを当たり前のことにするという考えは自分の中にはありませんでした。自分の中でイクメンが増えたらいいという考えがあったのですが、それは無意識に男性が育児をするのは珍しいことだと考えていたのだと自覚させられました。いつかは父親が育児をするのは当たり前でどっちがするなどが議題に上がらない世の中になればと思いました。
- 父親が子どもを育てるということは世間一般から見ると珍しいもの。子育て教室に行くと父親が来てるのは自分一人だけだった。変質者扱いされたというのはあってはならない事だと感じた。講義自体は分かりやすく参加型だったので話にも夢中になれたが、この講義が開かれる自体まだ父親が子育てをする行為について違和感を抱いてる方が多数いるのだなと感じた。
- 今後の日本は少しずつ男性が育児をし、政府の言う女性の社会進出が進むのかもしれないが果たしてそれは正しいのだろうか。そもそも女性が産後に就業を希望する最も大きな理由は、経済的な理由である。以前までは稼ぎ頭が一人いれば結婚し子供を育てることも出来ただろうが、今の日本は女性にまで労働への駆り出しが進んでいる。男性の年収が高ければ産後の女性に仕事をさせる必要が無いわけだ。「仕事をしたい」と「仕事をしなければならない」では状況が全く異なるため、後者の状況は主体性なく仕事をすることになるため悲惨である。
- 現代日本で結婚する人、特に女性はよく考える必要があるだろう。自分はそもそも働きたいのか・働きたくないのか、相手の男性は自分が働かなくても問題のない年収であるのか・それとも働かなければならないのかを交際時点で考えてく必要があるだろう。
- 男性が育児に参加することのメリットはもちろん、具体的に育児参加した時にどんな問題が起こったのかを聞くことができたのがとても良かった。父親が子育てをすることが子どもにとって当たり前だと認識してもらえれば、その子が大人になった時結婚をするしないに関わらず男性の育児について積極的な姿勢になれると思う。
- お話の中で特に興味深かったのは両親が育児に参加することで、非行防止になるという話だ。自己肯定感を高めるためには「両親に愛されて育った」という意識がとても大切だと感じた。”
- 今回の講義と東さんが出ている動画を観て、自分だったら東さんと同じ状況になった時に同じように行動できるだろうかと考え、その凄さを感じました。苦しい状況でうつ病と診断されてから、快復するだけでなく、父親学校を作ったりなどして、凄いなと思いながら、快復するための要員となった家族の大切さにとても学ばされました。
- 講義でのイクメンという言葉を死語にするという話を聞いて、確かに最近はイクメンという言葉はムーブメントというほど聞こえてこないかもしれないと思った、イクメンオブザイヤーは、時々聞くがそれぐらいかもしれない。それに加えて、積水ハウスの男性の育休支援、ファザーリング・ジャパンの活動を聞いていると、着実にイクメンという言葉は廃れて、父親が育児をするのが当たり前な時代が近づいているのかもしれないと感じた。そして父親が育児をすることでのメリットについては、考えたことがなかった為、この講義でそれに目を向けることが出来てとても良かったと思う。
- 何回かやったグループワークは、まだ私たちはもちろんパパではないので出した考えは憶測に過ぎなかったが将来もし自分がパパという立場になったら思い出すべきなんだろうなと思った。
- 今回の動画を見て、改めて男性が育児をすることが大切だと理解することが出来ました。また、育児に参加したい男性が多くいることにも驚きました。男性が育児に参加することによって人生が豊かになり、プラス思考になるのだと今回の動画を見て私は思いました。
- この外部講師の方の演説を聞いて、クレヨンしんちゃんの大人帝国という映画を思い出しました。外部講師の方は誰かのためにやっていることが原動力と言っていましたがごもっともだと私は思いました、自分も自分のためにやるよりも誰かのためにやることが好きなので共感しました。
- ファザーリングジャパンの活動を東さんにプレゼンして頂きました。このファザーリングジャパンでは、お父さんが育児について学ぶ場でありその活動の功績は色々な番組に取り上げられるほどの活躍をしていました。東さんの活動を知らことができ他にも日本の企業(積水ハウス)ではかなり育休に肯定的なデータなどを目の当たりにして自分の中の父親の育休について具体的にイメージができ、偏見なども払拭できました。グループワークでは、父親の育児を行うメリットなどを話し合い私自身は、父親が育児を行うとその育児を受けた子供の中でも父親が育児をする事は当たり前という常識が生まれ良い連鎖が続くと発言しました。こう言った活動がある事を友人にも話してみたいと思いました。
- 私は今まで、日本人男性が育児に積極的に参加してこなかったのは日本にはそういう風習があったからだと思っていました。しかし、本日の授業を受けて、風習だけでなく具体的になぜ男性が育児に積極的に参加できていないのかを理解することが出来ました。例えば、他の国に比べて日本人の労働終了時間が遅いという原因があることを知りました。しかし、現代の日本では労働に関する法律が少しずつ厳しくなっており、残業時間などの制限が設けられてきています。そのため、昔に比べて夜遅くまで仕事をしなければならないという人は減ってきています。このような人が積極的に育児に参加することにより、父親も育児に参加するという常識が日本でも当たり前になっていくと思いました。
- 東さんが子育てをするお父さんを応援すべく立ち上げたプロジェクトのおかげで、今現在ではイクメンという言葉を誰もが知っている世の中になりました。あとは、私たちがイクメンを目指して頑張る努力をすることで、家族が幸せになることも教えて下さいました。
- 今回の講義を通じて私は、将来の子育てについて真剣に考える必要があると思いました。何歳で結婚し、子育てを始めるのかを考えようと思いました。
- お父さんが育児をしてくれるブームが起きれば、世の中の仕組みも変わっていって明るい社会になるのではないかと思いました。演説動画を見て、お父さんは家族の事を本当に大切に思っているのだなと思いました。多くの家族との付き合い方がわからない父親が父親学校に行くことで、家族と笑顔で過ごせるようになればいいなと考え、将来知り合いが父親になり悩んでいたら父親学校の事を教えてあげようと思いました。
講師へのメッセージ
- 今回の講義の内容で特に印象に残ったのは企業が育休を推進してもデメリットがなく、むしろ沢山のメリットがあるという部分です。今まで私は育休を取ると会社に負担が掛かってしまうと思っていました。だから育休が取りやすくなった世の中を仕事よりも育休を優先する、育児があるなら仕事が遅れてもしょうがないという風に考えていました。ただ、今回の講義で育休を取ると社員どうしで仕事をフォローし合う風土になる、社員の幸福度があがることを知ることが出来たので育休が取りやすい世の中に対する印象が今まで以上に良くなりました。今日は貴重なお話し本当にありがとうございました。
- 父親が子どもを育てること自体違和感を感じてしまう今の社会は1つの性差別なのではないかと感じた。またその原因として今までは母親が子育てをするのが当たり前という偏見を持っているから父親が子育てをする割合が日本全体で見ても低い環境に驚いた。子どもにとって母親と過ごすのも大事だが家族全員で過ごす時間の方が貴重になっている。母親とも過ごす時間が少なくなっているので誰も喜べない環境になってしまってるのでは無いかと思った。
- 今回の講義を通じて広い視野を持つことが出来ました。ありがとうございました。
- 私は結婚する気はありませんが、将来結婚して子供が欲しい学生にとって非常に意義のあるお話だったと思います。ありがとうございました。
- 男性の育児参加をどうやって進めていくのか考えるだけではなく、男女隔たりなく育児に参加することを考える機会になりました。笑っている父親・母親になろうという考え方は子どもに良い影響を与えるだけでなく、自らの成長も楽しもうという姿勢であることがわかって面倒で大変なものであるという育児へのイメージがポジティブなものに変化したように感じます。経済的にも、人生の充実度を上げるためにも、どんな家族の形であろうと子どもやパートナーの人と一緒にいられる時間を増やしていくべきであるし、企業でも積極的にそのように変化が起こってほしいです。そのためにも私たちが無意識に持っている性別役割分業的意識を、意識的に変えていくべきなのだと思いました。
- 経験から、とてもわかりやすく面白い講義をありがとうございました。キャリアの勉強をしていく中で、企業が取り組む男性の育休支援についてはある程度知っているつもりでいましたが、それ以外での父親学校などの父親の育児に対する支援や活動を初めて知り、とても勉強になりました。父親が育児をするメリットを考えた話し合いでは、それまで父親が育児をすることで得をするのは労力が増える母親だけであると私が無意識に思っていたことに気づきました。父親にも、視野が広がったり、子供と触れ合うといった得があるんだと考え、知る事が出来たのは本当に良かったと思います。
- 私自身、いつかは結婚し子どもが欲しいと考えているので、今回の講義で学んだ事をしっかりと胸に刻んで残しておこうと思いました。今回の講義、育児において大切なことを沢山教えていただき本当にありがとうございました。
- 今回の講義とても印象的でした。子供が産まれることで環境もそうだが考えも一変してしまうんだなと感じたし、それで意欲的になるパパが増えてスクールに通ったりするような方が増えたらパパのあり方も変わってくるのかなと思う。
- 本日は和光大学で講義をして頂き、ありがとうございます。講義のスライドに書かれていた、笑っている父親、母親になろうというフレーズがどれほど大切なことかを本日の授業で理解することができました。私が父親になった時にまだファザーリングスクールが開催されていたら、是非参加してみたいと思います。本日はありがとうございました。
- 働くことは大事でありますが、もっと大事な家族の存在を思い出して、自分にできる事を積極的に行っていこうと思いました。最近では産後の母親のうつ状態から良からぬ事件が多発しているので、そうした出来事が起こらない様に母親と自分の子供を支えるイクメンになれるように頑張りたいと思いました。また講義の後半で紹介されたビデオでは、当時はイクメンが知れ渡っていない時期でしたので、それでも父親学校の様に、自ら子育ての練習をする姿を見て感動しました。家庭を支えようとするお父さんを参考に私もやり方や子育て以外の家事も普段から手伝うように努力したいと思う様になりました。ありがとうございました。
- 今回貴重なお話を聞けて良かったです。残りの大学生活後悔のないように過ごしてきたいです。








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